イー・ロジットは1月14日、物流DXソリューションを提案するプロバイダーである、Tongtianxiao Japan(TTX社)と共同でTTX社の保有する倉庫管理システム(WMS)の日本向けローカライゼーションを行い、国内初の導入を成功させ、稼働を開始させたと発表した。
よりスピーディーで正確な出荷オペレーション、及びドライバーに対する負担軽減の実現に向け、新たな倉庫管理システム (新型WMS) を導入。
結果として、EC事業者側から受信した受注データの接続効率を向上させ、運送会社への出荷をよりスムーズかつスピーディーに進めることが可能となった。また、配達日時や受取方法、受取場所などの出荷指示データの送受信機能も追加されたことにより、再配達率の削減にも繋がり、結果としてドライバーの負担軽減の実現も可能となった。
業務の標準化・デジタル化により属人化を無くした正確な倉庫管理を実現し、荷主に最適な倉庫コストの提供を可能とし、過不足のない在庫管理により欠品や過剰在庫による機会損失を削減することで、荷主や運送会社、ステークホルダーの顧客満足を向上することが可能となる。
新型WMSには、テックタッチのデジタルアダプションプラットフォーム(DAP)を同時に実装し、運用現場におけるマニュアルを利用した運用定着化に向けた従来のオンボーディング(新人や新メンバーへの教育)を無くし、セルフオンボーディング(作業者自身でオンボーディングを完了すること)の実現が可能となる。
イー・ロジットでは、今後もTTX社との協業を進め、新型WMSの国内における外販ならびにコンサルティングを事業化する方向で進めていくとしている。