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倒産件数調査2024/3年連続大幅増で過去11年中最多 運輸・通信は微増

2025年01月14日/調査・統計

帝国データバンクは1月14日、2024年の全国企業倒産件数調査を発表し、倒産件数は9901件(前年8497件、16.5%増)となり、年間件数3年連続で大幅増、2014年以降では最多となった。

<業種別倒産件数(件数)>
20250114TDB01 710x380 - 倒産件数調査2024/3年連続大幅増で過去11年中最多 運輸・通信は微増

<業種別倒産件数(構成比)>
20250114TDB02 710x676 - 倒産件数調査2024/3年連続大幅増で過去11年中最多 運輸・通信は微増

<業種別増減分析>
20250114TDB03 710x593 - 倒産件数調査2024/3年連続大幅増で過去11年中最多 運輸・通信は微増

<業種別構成比>
20250114TDB04 710x699 - 倒産件数調査2024/3年連続大幅増で過去11年中最多 運輸・通信は微増

業種別にみると、7業種中6業種で前年を上回った。「サービス業」(前年2099件→2547件、21.3%増)が最も多く、「小売業」(同1783件→2087件、17.0%増)、「建設業」(同1671件→1890件、13.1%増)と続いた。「運輸・通信業」(同453件→486件、7.3%増)は微増となった。

主因別にみると、「不況型倒産」の合計は8203件(同6797件、20.7%増)となり、その中でも「販売不振」が8067件(同6672件、20.9%増)で特に多く、2年連続で増加率が20%を超えた。

態様別にみると、「精算型」の9623件(同8265件、16.4%増)のうち「破産」が9271件(同7986件、16.1%増)で最も多く、11年ぶりに9000件を上回った。

規模別にみると、負債額は「5000万未満」の倒産が5919件(同5024件、17.8%増)で、2000年以降で最多。資本金規模では「個人+1000万未満」の倒産が7044件(同5853件、20.3%増)となり、71.1%を占めた。

業歴別にみると、「30年以上」が最多で3144件(同2740件、14.7%増)、全体の31.8%を占めた。これは2013年以来11年ぶりに3000件を上回ったことになる。

倒産件数調査/10月では10年ぶり900件超 運輸・通信業14.3%増

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