真空機器専門メーカーのシュマルツは1月23日、クリーンルームで使用可能な手動搬送システムの提供を開始したと発表した。
<ハイジェニック真空バランサー「パルバックスプリント」>
シュマルツグループにPalamatic(パラマティック)社が加わったことで、クリーンルームで使用可能なハイジェニック真空バランサー『パルバック スプリント』と、パルバック・ステンレス製ジブクレーンが新たに製品ラインアップに加わった。2025年より日本国内でも販売が開始される。
今回発表された搬送ソリューションは、ハイジェニック真空バランサー『パルバック スプリント』と、パルバック・ステンレス製ジブクレーンで構成されている。
主な特徴として、「食品や医薬品など高い衛生基準が求められる工程で利用可能」「搬送物の変質防止」「簡単かつ短時間で洗浄可能」「外部からの汚染防止」などがある。
パルバック スプリントとパルバック・ステンレス製ジブクレーンは、衛生的なデザインと高品質な素材を採用しているため、清掃が簡単で汚れが付きにくい構造となっている。この2つを組み合わせることで、クリーンルームでの安全で効率的な搬送作業が可能となるという。