越境ECを支援するZenGroupは1月27日、門真物流センターの物流機能を楠根(くすね)物流センターに統合すると発表した。門真物流センターは閉鎖する。
機能集約を通じ、分散していた部門間のコミュニケーションを活性化し、業務効率化やナレッジシェアを推進。より安心・安全で快適な越境ECサービスの提供を目指す。
これまで海外向け出荷は門真、東大阪、楠根の3拠点で行っていた。今回の統合により門真と楠根の間での貨物移動がなくなり、海外配送のリードタイムを短縮できる。
海外向け購入代行サービス「ZenMarket」、海外向け定期購入サービス「ZenPop」、越境ECモール「ZenPlus」のサービスを一元管理することで、荷量変動や繁忙期にも柔軟に対応できるようになる。
なお、ZenGroupは、輸出入を行う荷主から貨物を預かり、船会社や航空会社と連携して輸送サービスを提供するフォワーディング事業の体制構築を進めている。
2024年にはIATA公認貨物代理店資格や第二種利用運送事業の許可を取得したほか、2025年はRegulated Agent(特定航空貨物利用運送事業者)の認定取得に取り組む。
■施設概要
名称:楠根物流センター
所在地:大阪府東大阪市楠根2-8-6
延床面積:約4300m2
機能:越境EC事業における在庫保管、入出庫・検品作業
ZenGroup/吹田物流センターを楠根物流センターに移転・集約