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日本通運/東京都のSAF活用促進事業に荷主としてHondaが参画

2025年01月29日/3PL・物流企業

日本通運は1月29日、本田技研工業(Honda)と、東京都のSAF活用促進事業において、Hondaが荷主として参画するための取引基本契約を締結したと発表した。

<NX-Green SAF Programの貨物>
20250129nx1 - 日本通運/東京都のSAF活用促進事業に荷主としてHondaが参画

<積み込まれるNX-Green SAF Programの貨物>
20250129nx2 - 日本通運/東京都のSAF活用促進事業に荷主としてHondaが参画

日本通運は、2024年8月より東京都が実施する「企業のScope3対応に向けた航空貨物輸送でのSAF活用促進事業」における貨物代理店に選定され、SAFの活用促進に向けて取り組んでいる。

本事業にHondaが荷主として参画することに伴い、1月31日までの取引基本契約を締結した。Hondaに第三者機関証明の認証を得たSAF利用相当量のCO2削減証明書を発行し、Scope 3におけるCO2排出量削減活動に取り組む。グローバルで成長を続けるHondaの環境に対する取り組みを、航空貨物輸送の面からサポートする。

NXグループは、SAFの利用拡大を、重要課題(マテリアリティ)である「サステナブル・ソリューションの開発・強化」の取り組みの一つと位置付け、「NX-GREEN SAF Program」の提供やANAが提供する「SAF Flight Initiative」への参画などを進めている。

また、気候変動への対応として、2030年までに2013年比でグループ全体のCO2自社排出量(Scope1,2)の50%削減を目指し、2023年5月にはScience Based Targets initiative(SBTi)の認定取得に向けコミットメントレターを提出している。2050年までにカーボンニュートラル社会の実現への貢献(Scope1,2,3)を目標として掲げている。

今後もNXグループ サステナビリティビジョンの実現のため、環境保全に向けた意識をステークホルダーと共有し、重要課題(マテリアリティ)への取り組みを推進していくとしている。

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