霞ヶ関キャピタルは1月31日、神奈川県で7000m2のHAZMAT倉庫用の開発用地を取得したと発表した。
同社にとって、コスメ・リチウムイオンバッテリー等の保管をメインとするHAZMAT倉庫の開発は初となる。
昨今のコンプライアンス意識の高まりから、家庭用アルコール消毒液を扱う企業から、保管先の倉庫として移管が進んでおり、HAZMAT倉庫の需要が高まっている。
また、ハイブリッド自動車・電気自動車に搭載されるリチウムイオンバッテリー需要の急増、および生産工場の国内回帰の動きも、HAZMAT倉庫の不足感を高める要因になっている。
そうした中で、都道府県別HAZMAT倉庫所管面積変動率において、最も増加率が高い神奈川県にて、同社はHAZMAT倉庫の開発用地として土地を取得するに至ったという。
建設するHAZMAT倉庫については、同社のノウハウを生かした自動化を検討しており、開発投資家を招聘しつつ開発を進めていくとしている。
なお、取引先および取引価格については、取引先との守秘義務契約により公表を控えている。
■物件概要
所在地: 神奈川県
予定用途:物流施設(HAZMAT倉庫)
敷地面積:約7000m2
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