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ニッコンHD/物流施設の新ブランド「WALRE」展開、宇都宮で竣工

2025年01月31日/物流施設

ニッコンホールディングスは1月29日、保有する物流施設について、新ブランド「WALRE(ウォーレ)」と命名し、展開させていくと発表した。

<外観全景>
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<夕刻の外観全景>
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1号となる施設として、栃木県宇都宮市ゆいの杜に「WALRE 宇都宮」を1月7日に竣工した。

同社では、顧客に最適で高品質なサービスを提供するため設備の「自前主義」を掲げており、梱包・運輸・倉庫等の主要事業に必要な物流施設をグループ内各社にて数多く建設してきた。その経験で培ったノウハウを活かして、物流施設を栃木県宇都宮市内に建設したもの。

<倉庫東側プラットフォーム1番~>
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<垂直搬送機(3号&4号) 1階東側トラックアンローダー>
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<2階倉庫内(南東側⇒北西側)>
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<南側事務所>
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特徴として、入居テナントからの要望を踏まえ、垂直搬送機を7台導入、そのうち3台にはトラックアンローダーを併設し、積込・荷卸の作業効率向上を図っている。その他、自家使用を目的に太陽光発電設備(800kwh)を導入し、 環境に配慮した仕様としている。

1Fの一部プラットホームに電動ドックレベラー、2Fの一部区画に作業用空調、全館の緊急時用自家発電装置について、追加導入を行うための準備工事が施工しており、入居テナントのニーズに合わせて、追加設置が可能な施設となっている。

なお、既にテナントと賃貸借契約を締結し、入居し業務を開始している。

■概要
名称:WALRE 宇都宮
所在地:栃木県宇都宮市ゆいの杜8-3-67
竣工:2025年1月7日
構造規模:RC+S造、地上2階建
敷地面積:3万9526.07m2
建築面積:2万1913.43m2
延床面積:4万3384.77m2
倉庫耐荷重:1.5t/m2
梁下有効高:6m
※テナントにて設置したシーリングファン設置箇所は5.6m程度、垂直搬送機7台(うち3台はトラックアンローダーを併設)、貨物用EV台(最大積載荷重:3.5t 高さ:3.0ⅿ 横幅:3.0ⅿ 奥行:4.0ⅿ) 乗用EV2台(最大乗用人員11名)、接車バース40台(トラックアンローダー専用バース含む)
駐車場:乗用車111台、トラック待機場20台
駐輪場:バイク10台、自転車30台

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