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ビットキー/東京板橋の物流施設にスマートロック導入、運営を省人化

2025年02月06日/IT・機器

ビットキーは2月5日、三井不動産と日鉄興和不動産が開発した物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」に、「workhub」とスマートロックを導入し運営を省人化したと発表した。

<二次元コードで解錠する様子(ワーキングブース)>20250206mflp5 - ビットキー/東京板橋の物流施設にスマートロック導入、運営を省人化

「workhub」とは、スマートロックと連携し、施設予約から決済、入退室までを一元管理できるシステム。敷地内のドローン実証実験場やワーキングブースに設置した。

予約受付から鍵の受け渡しまで、すべて利用者のスマホやパソコン上の操作で完結するため、管理スタッフは受付対応や、鍵の解錠などの手間が省ける。

<workhubを取り巻く利用者と施設の関係図>
20250206mflp4 - ビットキー/東京板橋の物流施設にスマートロック導入、運営を省人化

利用者は、「workhub」の専用サイトにログインすると利用可能施設が表示され、空室確認から予約・決済まで完了。当日は、施設ごとに指定された方法で解錠・入室する。

解錠は予約した時間にしかできず、セキュリティは確保されるという。

<「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」外観(2024年10月竣工)>20250206mflp2 - ビットキー/東京板橋の物流施設にスマートロック導入、運営を省人化

<ドローン飛行用ネットフィールド兼フットサルコート>20250206mflp3 - ビットキー/東京板橋の物流施設にスマートロック導入、運営を省人化

「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」は、敷地面積約9万1000m2、延床面積約25万m2超、地上6階建てと都内最大の物流施設。

敷地内にある東京初の物流施設併設型ドローン実証実験の場「板橋ドローンフィールド」を会員向けに提供し、夕方などドローン飛行の予定がない時間は、フットサルコートとして市民に開放している。

また館内には従業員やドライバーの働きやすさのため、ラウンジや休憩室、ワーキングブースなど様々な施設が設けられている。

こうした充実した共用施設があるぶん、施設を貸し出す場合に物理鍵の受け渡し業務が1日20~30回発生すると予想され、管理が課題となっていた。

スマートロックは、入居企業の従業員やドローンフィールドの会員だけでなく、フットサルコートを利用する市民らにも利用してもらう。

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