ブルーイノベーションは10月31日、、都内最大の物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」内に新たなR&D拠点「クラウドモビリティ研究所」を開設、稼働開始したことを発表した。
拠点では、次世代モビリティ社会を支える「クラウドモビリティ構想」の実現に向け、ドローンやロボット等を繋ぐシステム「Blue Earth Platform(BEP)」およびドローンの離発着場となるドローンポート(BEPポート)の開発・事業化検証、ドローンに関わる人材育成、産学官や多業種連携による新たなソリューションの開発・提供を通し、社会課題の解決と安心・安全な社会の実現を目指す。
拠点が入居する「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」は、東京都では初となる物流施設併設型のドローン実証実験施設「板橋ドローンフィールド(板橋DF)」が併設。都市部で実稼働施設内での運用検証や事業化検証を一貫して行うことが可能であり、最大限活用していく。
2024年10月時点で、研究開発プロジェクトとして「高性能ドローンポートの研究開発」「デジタルライフラインの先行実装に資する基盤に関する研究開発」「AGVとの連携を強化した物流用ドローンポートの研究開発」の3つを進行している。いずれもドローンを介した物資輸送や情報共有に関する研究だ。
拠点の開設についてクラウドモビリティの熊田雅之 研究所所長は、「この研究所を通じて、次世代モビリティの社会実装を加速し、持続可能で安心・安全な未来を切り拓くための革新的なソリューションを開発・提供していく」とコメントした。
■拠点詳細
拠点名 : ブルーイノベーション株式会社 クラウドモビリティ研究所
所在地 : 東京都板橋区舟渡4-3-1 MFLP・LOGIFRONT 東京板橋
開設日 : 2024年10月31日
アクセス : 都営三田線「西台駅」より徒歩約10分
三井不動産、日鉄興和不動産/板橋区に25.6m2の街づくり型物流施設竣工