DHLジャパンは2月12日、Great Place to Work Institute Japan (GPTWジャパン)が発表した日本における「働きがいのある会社」ランキングにおいてベストカンパニーに選出されたと発表した。
大規模企業部門(社員1000名以上)において第1位、 そして13年連続の上位ランキング入りとなる。
DHL Expressでは、「やる気のある人材が優れたサービス品質をもたらす」をモットーに、従業員満足度およびエンゲージメントの向上こそが、優れた品質のサービスを生み出す源になると考え、従業員にとっての働きやすい、そして働きがいを感じられる職場づくりに取り組んできた。
全社員を対象に社員満足度を測る独自の「社員意識調査」を毎年社内で実施、その調査結果をチーム単位で分析し職場環境の改善活動を行っている。
また、管理職と従業員間の相互理解を深めるため、社長自らが社員集会のために国内全拠点をまわるなど、2024年は年間50回近く、従業員との直接対話の場を設け、現場の声に耳を傾けたという。
働きがいの要素のひとつであるキャリア開発では、従来より「メンタリングプログラム」のほか、DHLグループ内であれば国内だけでなく海外でも職種(ポジション)への応募が可能な「ジョポスティング」制度が運営されてきている。
昨年より新たに、「Career Marketplace」として、過去の業務経験、習得したスキル、個人の将来的なキャリアプランに応じてキャリア開発を支援するAIを活用したeプラットフォームが全世界で導入された。このシステムを通じ、今後、ひとり一人のためのキャリア開発支援が可能になるという。
DHLジャパンのトニー カーン社長は、「人と人をつなぎ、生活の向上に貢献するという私たちのパーパスを実現するには、やる気と意欲にあふれた従業員が不可欠。従業員の満足度向上を追求し、働きがいのある職場づくりに邁進してきた私共の取り組みの成果が、13年連続のランクインかつ第1位受賞の栄誉に結実したことを大変誇りに思う」と述べている。
なお、このランキングは、「働きがいのある会社(Great Place to Work)」に関する調査・評価・支援を行う専門機関のGreat Place to Work(R) Instituteが、毎年、世界約150か国で1万社、1000万人を超える従業員を対象に実施したアンケート結果から「働きがいのある会社」上位100社を国別に選定し発表するもの。
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