アセントロボティクスは3月4日、アルフレッサと共同で最先端のAIソリューションを医薬品デジタルツインおよび包括的な医薬品DBに適用し、医療DX実現に向けて資本業務提携することを発表した。
現在、世界規模で医療・医薬品の需要と供給の整流化に加え、各タッチポイントにおける可視化と効率化に対する要望が高まっており、医薬品物流領域だけでなく医療現場における更なる情報の利活用、介護施設や調剤薬局を含めた包括的なソリューションの開発が求められている。
アセントロボティクスの久夛良木 健CEOは「現在、医薬品の流通過程や医師や薬剤師による医薬品に係るハンドリング業務は、未だ人手によるオペレーションに依存している状況が続き、医療・介護現場の大きな負担となっている。また医薬品を扱う物流拠点においてもデジタル化と自動化の進捗が思うように進んでいない状況にある」とコメント。
今回の提携によりアセントロボティクスが有する最先端のAI技術や知能ロボティクスと、アルフレッサの広範な医療・医薬品に係る流通・ネットワーク・知見を活用し、医薬品物流や医療現場のさらなる改革を目指す。