SGホールディングスは4月16日、防災事業を行う「SGH防災サポート財団」を設立、同財団が内閣府と「プッシュ型支援物資に関する業務連携協定」を締結したと発表した。
<(左から)坂井学 内閣府特命担当大臣(防災)、SGH防災サポート財団 栗和田榮一 理事長>
同協定は、災害時に政府と連携し、迅速な物資支援体制を強化することを目的としたもので、災害時に必要となる各種支援物資の備蓄や、搬入関連資機材の保有・管理、災害発生時の政府・自治体と連携した物資の輸送手配、避難所撤収時の耐久財の回収、メンテナンス・リユースなどが含まれている。
これに際し同財団は、被災地・避難所への物資の配送を可能とするため、全国8か所の備蓄倉庫を用意する。
協定の締結について、坂井内閣府特命担当大臣(防災)は「迅速な物資の支援から避難終了後の撤去までトータルで支援をもらえることは心強く感じており、今後緊密な連携を図り、災害対応力を強化していく」と述べた。
また、栗和田理事長は「この協定が、全国の自治体や関係機関との連携を深めるきっかけとなり、持続可能な支援体制の構築に貢献できるよう、微力ながら力を尽くしていく」とコメントした。
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