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佐川急便、DHLジャパン/温室効果ガス排出量削減で契約に調印

2025年04月17日/3PL・物流企業

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佐川急便とDHLジャパンは4月16日、持続可能な航空燃料(SAF)の活用により、輸送に伴う温室効果ガス排出量を削減(インセット)する国際輸送サービス「DHL GoGreen Plus」に関する契約を締結したと発表した。

<調印式で右からDHLジャパンのトニーカーン社長、佐川急便の笹森公彰社長>
20250417dhlsagawa - 佐川急便、DHLジャパン/温室効果ガス排出量削減で契約に調印

これにより、佐川急便の日本発海外向け輸送サービス「飛脚国際宅配便」において、DHLが提供するSAFの環境価値を活用し、輸送にかかる温室効果ガスの排出量を約10%削減できる見込みだ。

「飛脚国際宅配便」とは、佐川急便が提供する日本発海外向けの、書類から貨物まで対応可能な輸送サービス。佐川急便のセールスドライバーが国内貨物と一緒に預かり、海外輸送は DHL Express のネットワークを活用、世界220以上の国・地域にドアツードアでスピーディに届けている。

このたびの契約締結により、佐川急便の「飛脚国際宅配便」にDHLが提供する「DHL GoGreen Plus」を導入することで、環境に配慮した地球にやさしい輸送サービスを提供することが可能となる。また、国際輸送サービスのSAF活用プログラムへの参加は、佐川急便として初の試みとなる。

DHLジャパンのトニー カーン社長は、「このたび、弊社のGoGreen Plusの価値が認められ、長年の信頼できるパートナーである佐川急便と契約締結できたのを大変嬉しく思う。佐川急便とDHLは、2050年までの温室効果ガス排出量実質ゼロを目指すというビジョンを共有している。私たちは、このような志を同じくするパートナーと協力し、日本社会の環境負荷軽減に共に貢献していきたいと考えている」と述べている。

佐川急便の笹森公彰社長は、「このたび、「DHL GoGreen Plus」を導入することができ、大変嬉しく思う。地球温暖化の主要因とされている温室効果ガスの排出については、運送事業を営む当社にとって重要かつ緊急性の高いテーマ。当社ではこれまで環境対応車両の導入などにも努めており、今般のDHLとのパートナーシップを通じて、よりクリーンで効率的な航空輸送の実現を加えることができた。今後もサステナブルな物流を構築し、顧客により良いサービスを提供していく」と述べている。

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