Mujinは4月17日、トヨタ紡織の愛知県猿投工場で、通い箱パレタイズロボット1台とAGV7台、WCS(倉庫管理システム)を用いた「完成品保管・搬送自動化システム」の構築により、保管と搬送のDXを実現した事例を公開した。
トヨタ紡織は国内トップの自動車部品メーカー。Mujinのデジタルツイン技術を取り入れ、自動化と柔軟性を兼ね備えた次世代物流ラインを実現した。
固定ロケーション保管によるストレージ容量の将来的な逼迫と人手不足を見据え、保管と搬送の自動化に本格着手したが、生産工程とは異なる物流領域はノウハウが少なく、課題となっていた。
Mujinは検討初期からサポートを開始し、適正な保管量を算出した上で、今回のフリーロケーション保管をベースとした「完成品保管・搬送自動化システム」を構築。現場立ち上げまでをワンストップで支援し、「人が付加価値の高い作業に集中できる」設備稼働を、構想検討から約6か月のスピードで実現した。
<導入事例動画「トヨタ紡織」>
今回の取り組みについて、担当者インタビュー「製造現場の新たな挑戦〜次世代物流改革プロジェクトの第一歩~」も公開している。
■担当者インタビュー
https://mujin.co.jp/column/interview/toyota-boshoku/