DHLジャパンは、DHLの廃棄ユニフォームをアップサイクルしたバッグコレクションが10日から世界に向けて発売されると発表した。
SEEKER CREATIVE STUDIO・CEOの坂尾正中氏が立ち上げた新しいファッションブランド「SUBJECT.(サブジェクト)」のサステナブルな取り組みを、DHLがサポートしたもの。
ブランドのサイトで越境ECを通じ発売。日本から海外への発送も、SAFを活用したDHLの環境配慮輸送サービス「DHL GoGreen Plus」がサポートする。
商品の企画・製作には、兵庫県豊岡市の工房や岡山県倉敷市の熟練職人が参加し、メイドインジャパンのクラフトマンシップが結集。売上の一部はNPO法人メイドインジャパンプロジェクトに寄付され、地域産業と伝統技術の継承にもつなげる。
DHLジャパンのトニー・カーン社長は「スタッフの誇りと歴史が刻まれたユニフォームが新たな価値を持つプロダクトとしてよみがえることに大きな意義を感じる。環境負荷を抑えつつ、スモールビジネスの日本から海外への進出を後押しできる点も価値ある取り組みだと思う」とコメント。
「SUBJECT.」としても「ただ再利用するのではなく、『欲しい』と思えるデザインの力と職人の技術で価値観そのものを少しずつ変えていくことを目指している」とメッセージを発信している。
■「SUBJECT.」サイト
https://subject-creation.com/
佐川急便、DHLジャパン/温室効果ガス排出量削減で契約に調印