フクビ化学工業はこのほど、物流施設や倉庫・工場でのフォークリフト、かご台車の柱への衝突を回避させる視認材「樹脂製コーナーガード」を販売開始した。
<使用イメージ>
物流施設では、柱の根巻きコンクリートを保護するために「鋼製アングルの埋め込み+塗装」が一般的だが、施工に手間がかかるほか、衝突時の塗装剥がれや、台車・製品の損傷といったことが課題となってきた。
また、出隅保護用の「アルミベース+軟質カバー」製品も施工工数が多く、コンクリートビスの打ち込みによって下地を傷める恐れがある。
今回発売した「樹脂製コーナーガード100」は、接着施工によってそうした課題を解決する。
軽量な樹脂製で切断加工が容易なうえ、適度なクッション性があり衝突時のダメージを軽減。施工工数の削減と、安全性の向上を両立した製品だとしている。
同社では、すでに多くの物流施設で採用されている「樹脂製フォークガード」を3年前から展開し、鋼鉄製に比べて軽量・施工性に優れた点が高く評価されているという。
今回の新製品は、この樹脂製フォークガードとの併用提案も可能で、より包括的な安全対策の実現を提案するもの。
■製品特徴
1.省施工:ビス止め施工の出隅材と比較し、両面テープ・接着剤施工となり省施工。また軽量で現場での加工が容易。
2.視認性:衝突防止の注意喚起材として適した黄色を採用。樹脂着色のため後々の塗装が不要で、壁面衝突防止用のフォークガードと同色になる。
3.持続性:塩化ビニール樹脂製品のため、リサイクルが可能。
■問い合わせ
フクビ化学工業
CSE事業本部
TEL : 0776-38-8030
MAIL:info_CSE@fukuvi.co.jp
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