日本GLPは6月11日、親会社のアレス・マネジメント・コーポレーションと連携し、データセンター投資・開発に特化したファンドの資金調達を完了したと発表した。急速に高まるクラウドおよびAI需要に向け、総額は約24億米ドル(約3500億円)となる。
<開発中のデータセンターの完成予想図>
今回のファンドでは、首都圏(東京都及び周辺県)において取得した3か所のデータセンターキャンパス開発に投資する。3か所の総電力規模は合計約240MWとなる。
日本GLPは、国内で主に物流施設の開発・運営を手掛けており、「長年培ってきた用地取得などの専門性や、築き上げたビジネスパートナーや地域のステークホルダーとの関係を活用し、データセンター投資を今後もさらに拡大できる」と見込む。
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