プロロジスは8月27日、愛知県東海市で開発を進めていたマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク東海1」を起工した。2027年5月竣工の予定。
「東海太田川駅西土地区画整理事業」区域内で開発を進めているもので、隣接地ではBTS型の「プロロジスパーク東海2」の開発も計画している。
「プロロジスパーク東海1」は、4階建てで延床面積は約16万m2。大型車両が各階にアクセスできるダブルランプウェイを備え、敷地内は一方通行でスムーズな車両動線を確保する。
開発地は、愛知県東海市の中核駅、名鉄常滑線「太田川駅」から徒歩8分に位置し、伊勢湾岸自動車道と名古屋高速4号東海線が接続する「東海JCT」から約4.3kmの場所に立地。
開発区域西側の「西知多産業道路」は、名古屋中心部と中部国際空港をつなぐ地域高規格幹線道路で、2027年の全線開通に向け整備事業が進行しており、「加家IC」まで約4分でアクセスできるほか、開発区域に隣接する位置に西知多産業道路の新たなIC(仮称「大田IC」)の開設が予定されている。
名古屋市中心部から約15㎞、名古屋高速を利用して約30分で到達でき、伊勢湾岸道路から新東名高速道・新名神高速道を利用することで東西への広域配送も可能となっているほか、西知多産業道路の全線開通時には、中部国際空港へ約20分で到達が可能となる見込み。
施設の敷地内に、イベントなどに活用でき近隣住民の憩いの場となる広場の整備を予定しており、周辺企業と連携して地域に賑わいを生む施策を検討している。
■概要
名称:プロロジスパーク東海1
開発地:愛知県東海市「東海太田川駅西土地区画整理事業」区域内
階数:地上4階建
敷地面積:約7万2800m2(約2万2000坪)
延床面積:約16万m2(約4万8600坪)
着工:2025年8月
竣工予定:2027年5月