NX商事は9月4日、東京都と東京都環境公社が連携し、環境負荷の少ないバイオ燃料の車両・船舶等での商用化・実装化に向けた事業への取組みを支援する「脱炭素燃料活用における事業化促進支援事業」の支援対象事業者に選定されたと発表した。
取組みでは、同社独自の船舶向けバイオ燃料供給スキームを活用し、東京港を発着する船舶に対して、重油とバイオ燃料を混合した燃料(B24)の供給を計画している。
なおこの事業は都の支援を受けて実施するもので、構成会社(マルエーフェリー、日本塩回送、藤井石油、伊豆七島海運、コスモ石油マーケティング、NX海運)に対し、B24の供給を予定している。
NXHDはグループサステナビリティビジョン「事業を通じて世界の人々のより良い暮らしと持続可能な社会の発展を支える」のもと、陸上・海上・航空輸送の各モードに対応したバイオ燃料サプライチェーンの構築に取り組んでいる。
今後バイオ燃料の導入を通じて、都が掲げる「ゼロエミッション東京」の実現ならびに持続可能な社会の発展に貢献していく方針だ。
NX商事/川崎市・兼松ペトロと船舶等への脱炭素燃料供給で実証事業