NX商事は3月19日、大阪湾で東洋建設へバイオ燃料の供給を実施したと発表した。東京湾以外での供給は今回が初めてだという。
バイオ燃料は原料作物の成長過程においてCO2を吸収しているため、地球温暖化対策計画においてCO2排出量の算定に含めなくてよいとされている。
また軽油・重油の代替として、既存のディーゼルエンジン換装などが不要なドロップイン燃料であり、船舶用燃料の代替候補として船舶での利用が拡大している。
同社はバイオ燃料の需要は今後もさらに高まっていくとの考えから、国内での供給体制と物流網のさらなる拡充を目指している。