Hacobuは9月9日、新たに人材紹介サービス「Hacobu Career（ハコブ・キャリア）」の提供を開始した。
Hacobu Careeは、物流領域に特化した転職エージェント。同社の主力プロダクト「MOVO」シリーズの実績を活かし、物流改革を担う人材と企業をマッチング。人材不足への対応や物流最適化推進を目指す。
＜物流効率化への課題（Hacobu調査）＞
同社が2024年9月に実施した調査によると、物流効率化を進める上での課題として「費用対効果を得にくい」「取引先からの理解が得られない」に次いで、「ノウハウを持った人材がいない」「牽引できるリーダーがいない）」となど、人材不足に関する回答があった。
Hacobuはこれまでクラウド物流管理ソリューション「MOVO」や、物流DXコンサルティングを通じて企業の物流改革を支援してきたが、「テクノロジーや仕組みだけでは変革は進まず、構想を描き、社内外を調整しながら推進できる人材が不可欠」との思いから、人材紹介サービス提供に至った。
特徴は、サービス開始に合わせ公開した求職者向けの専用ウェブサイト内に導入した「スキル診断機能」。物流人材の専門的なスキルや経験を客観的に把握し、経験とパーソナリティからどのような業務に適性があるのかを視覚的に把握できるという。
＜スキル診断機能（イメージ）を導入＞
そのうえで、業界・業態によって異なる特性を加味し、倉庫管理や輸配送、企画、DX推進といった幅広い物流領域の職種を候補者へ紹介。これにより転職希望者は自分の経験や強みを新しい形で活かせる場を見つけやすくなり、企業側にとっても最適な人材獲得につながる。
今後Hacobu Careerは、物流領域で活躍する人材のキャリア形成を幅広く支援できるようサービスを拡充し、企業と人材の双方にとって価値のあるマッチングを実現。人材が循環しやすい仕組みを整えることで、物流領域全体の持続的な発展に寄与したいとの考えだ。
■Hacobu Career（ハコブ・キャリア）
https://hacobu.jp/career-logistics/
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