ロジ勤怠システムは9月24日、運送協向け勤怠システム「勤怠ドライバー」に、リアルタイム動態管理機能「connec+(コネクト)」を実装したと発表した。
新実装されたオプションである「コネクト」を導入すると、ドライバーのスマートフォンアプリと管理者のPC画面が連携。運行状況をリアルタイムで可視化できる。
管理者側としては、PCの地図上で全ドライバーの現在位置を把握できるほか、「勤怠ドライバー」との連携により残りの労働時間や拘束時間を常に合わせて確認できる。急な配車依頼の際も、法令違反のリスクなく最適なドライバーを選別可能だ。
また、常にドライバーの位置をチェックできることから、渋滞情報を加味した最適な運行指示や、顧客からの問い合わせへの迅速な回答も可能となる。
ドライバー側としても、スマートフォンアプリから「荷積」「荷待」といった詳細な作業内容をタップ操作で簡単に打刻できるほか、自身の労働時間や運転状況、地図・渋滞情報をいつでも手元で確認できるため、安全運転と計画的な業務遂行がしやすくなる。
同社は「コネクト」独自の強みとして、ドライバーの「位置情報」と、勤怠管理システムが持つ「リアルタイムの労働時間」を同一画面で確認できる点を挙げている。この連携により「近くにいる」というだけでなく「勤務時間的に問題がないか」という点で、昨今のコンプライアンスにあわせた最適な配車が可能になるという。
今後は「コネクト」を起点としてさまざまなシステムやサービスとも柔軟に「つながる」ことで、勤怠管理の枠を超えたオープンプラットフォームを構築していくとしている。
