三菱ふそうトラック・バスは9月29日、横浜市鶴見区大黒町の輸入部品倉庫を「新子安グローバルロジスティクスセンター」へ移転し、10月1日より業務を開始すると発表した。
新子安グローバルロジスティクスセンターは、横浜市鶴見区生麦のMFLP横浜新子安に所在し、地上5階建て、延べ床面積は約12万m2。2025年5月に川崎市東扇島から移転したノックダウン(KD)輸出部品梱包倉庫に続き、輸入部品倉庫の移転によって、工場外物流機能を統合し、輸出部品梱包倉庫との工場間物流距離短縮や輸入部品梱包資材の再利用などの効率化を図る。
また、神奈川県川崎市の川崎製作所との距離短縮による物流効率化に加え、倉庫内の部品保管位置を最適化するロジックの導入により、庫内作業の業務効率化を実現する。
大黒ふ頭の輸入部品倉庫は、2013年に稼働を開始し、海外サプライヤーから輸入された部品を保管後、トラックを生産する川崎製作所や、バスを製造する三菱ふそうバス製造、さらには移転前の東扇島KD輸出部品梱包倉庫へ部品を供給してきた。2025年8月末時点で約5250部番、1300万点の部品を保管していた。
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