沖縄ヤマト運輸は、法人事業の基幹物流拠点であるグローバルロジスティクスセンター「サザンゲート」が11月18日に開所10周年を迎えたと発表した。
2015年11月18日に稼働を開始し、延べ床面積2万6590m2、鉄筋コンクリート造・5階建ての物流拠点として整備され、那覇空港および港湾に近接する物流産業集積エリアに立地し、県内外のみならず海外との物流ネットワークの中核拠点として稼働。
従来の保管・仕分けにとどまらず、充填、キッティング、修理・メンテナンス、在庫管理、アソート、マージ、保税保管などの付加価値サービスを特徴とし、沖縄における企業の物流課題の解決を支えてきた。
沖縄の物流基盤を進化させるための重点取り組みとして、「1. 保税蔵置場を活用した輸出前工程と品質管理の強化」を図っている。保税蔵置場として、輸出貨物を通関前の状態で保管・加工できる環境を備え、海外輸出のニーズが高い「半導体製造装置」「食品・農水産品」などの品目に対し、温度帯管理、検査、キッティング、マージ作業を保税区域内で一貫して行うことで、輸出前のリードタイム短縮と品質管理を同時に実現する。
「2. ヤマトグループ貨物専用便(フレイター)成田空港を活用したスピーディーでシームレスな全国・国際線接続の実現」を目指している。本年12月、フレイターの運航ダイヤに、那覇空港から成田空港への直行便が新設される。サザンゲートで、顧客の商品の品質管理・出荷体制の強化を進めることで、成田空港をハブとした、沖縄の貨物を日本全国または海外とスピーディーでシームレスに接続する航空輸送スキームを実現する。
「3. 沖縄の企業事業成長を支える付加価値物流の拡大」では、サザンゲートでの充填、キッティング、メンテナンスなど、物流の付加価値領域を担う機能とヤマトグループの国内外のネットワークを活用し、企業の製造・加工・通販ビジネスを支える体制を拡充する。沖縄県の産業振興における中小企業支援施策とも整合し、「沖縄のつくる」を後押しする物流機能を強めていく。
「4. お客さまのSLP(Sustainable Logistics Partner)」では、沖縄ヤマト運輸は、サステナブルロジスティクスパートナーとして持続可能なサプライチェーン構築を目指し、物流機能を個別最適化にとどめるのではなく、調達・製造・販売・アフターサービスにいたる事業全体を荷主・供給者・流通企業・行政とともに「環境負荷を軽減した最適なサプライチェーンを創る」ためのSLP(Sustainable Logistics Partner)としての役割をサザンゲートを中心に強めていく。
