大塚倉庫は11月20日、 殺菌消毒剤などを製造・販売するヤクハン製薬（本社：北海道北広島市）の全国物流を受託したと発表した。
物流効率化法で荷主・物流事業者に物流の効率化に取り組む努力義務が課されたことや、医薬品の流通過程の品質保証水準を定めたGDPガイドライン準拠が求められていることを背景に、大塚倉庫が医薬品の安定供給に取り組んできた実績が評価され受託に至った。
人々の健康と生活に欠かせない医薬品を、災害などの発生時にも届け切るBCP対策も徹底する必要があり、サプライチェーンの全体最適化や物流DXの推進をしつつ、持続可能な物流の構築を目指す。
■ヤクハン製薬概要
設立：1947年12月
資本金：6000万円
本社所在地：北海道北広島市北の里27
事業内容：医薬品および清涼飲料水の製造、販売
大塚倉庫／扶桑薬品工業の物流業務を受託、BCP対策で安定供給体制構築へ
