三井不動産と日鉄興和不動産は10月24日、9月に竣工した東京都板橋区の物流施設「MFLP・LOGIFRONT 東京板橋」が、国土交通省の「優良緑地確保計画認定制度(TSUNAG)」の「★(シングルスター)」に認定されたと発表した。
「TSUNAG認定」は、2024年11月に施行された改正都市緑地法に基づき創設されたもので、企業などによる良質な緑地確保の取り組みを気候変動対策・生物多様性の確保・ウェルビーイングの向上などの観点から、国土交通大臣が評価・認定する。
「MFLP・LOGIFRONT 東京板橋」は、「周辺に溶け込み地域の誇りとなる物流施設」というコンセプトに基づいた緑地の配置計画となっており、敷地面積の20%以上の緑地を確保。
緑地の質という面でも地域の在来種による緑の連続性を確保するなど生物多様性に配慮しつつ、さまざまなイベント開催や季節ごとのいろどりを楽しむことができる広場を設けている。
また、国内初の「高台まちづくりを盛り込んだ官民連携の都市計画の決定」により、暮らしと防災の両面で地域のウェルビーイング向上に貢献している東京都内で最大規模の物流施設となっている。
三井不動産、日鉄興和不動産/板橋区の物流施設に2025年度グッドデザイン賞
