ターキッシュエアラインズは1月9日、トルコの航空インフラを強化し、競争力をさらに高める包括的な大型投資計画を開始したと発表した。
投資計画は、同社が掲げる2033年のビジョンに沿って構想された施策で、総投資額は1000億トルコリラ(約3650億円)を超える。
プロジェクトでは、貨物、技術整備、ケータリング分野におけるグローバルリーダーシップを維持・強化するため、「ターキッシュ カーゴ『SMARTIST』第2期プロジェクト」「ターキッシュ エアラインズ メイン・ケータリング施設」「ターキッシュ テクニック エンジン整備センター」「航空機整備ハンガー(格納庫)の拡充」「Eコマースの総合拠点施設」「イスタンブール・データセンター」「フライトトレーニングセンター(第1期)」「ターキッシュ エアラインズ・スタッフ・ターミナルビルの拡大」の8項目を推進していく。
また同日、8つの新施設について、同社の本拠地であるイスタンブール空港を中心とした複数拠点で起工式が実施された。
イスタンブール空港で行われた式典には、トルコ共和国 アブドゥルカディル・ウラルオール 運輸・インフラ大臣、ターキッシュ エアラインズ アフメット・ボラット 会長をはじめ、ターキッシュ エアラインズおよび同社グループ各社の幹部、ならびにトルコの航空業界を代表する関係者が出席した。
アブドゥルカディル・ウラルオール 運輸・インフラ大臣は、今回の投資計画でトルコの航空分野が次の段階へ進むと述べ、「本日起工する8つのプロジェクトは、ターキッシュ エアラインズの目覚ましい飛躍、そして“世界一の航空会社”という目標に向けた確かな一歩だ。航空貨物ターミナルの第2期プロジェクトが進行することで、施設の使用面積は拡大し、現在220万トンの貨物取扱能力は450万トンへと増強され、ターキッシュ カーゴを世界的なリーダーへと押し上げるだろう」と語った。
また、投資についてアフメット・ボラット 会長は「2033年の目標に沿い、当社は機材の拡充だけでなく、その機材を最大限に活用するための強固なインフラ整備にも取り組んでいる。投資により、2026年には2万6000人の雇用が創出され、すべてのフェーズが完了した際にはその数は3万6000人に達する見込み。現在、ターキッシュ エアラインズの経済波及効果は650億米ドル規模だが、2033年の目標達成時には1440億米ドルに拡大する見通しだ」と述べた。

