矢野特殊自動車は11月5日、「日野レンジャー」などのリコールを国土交通省に届け出た。
同社が架装した冷蔵冷凍車で、ホイールベース間に取付けたスペアタイヤ取付装置の強度設計が不適切なため、当該取付装置の強度が不足しているものがある。
そのため、走行時の振動等により当該取付装置に亀裂が生じ、最悪の場合、破断してスペアタイヤ取付装置とスペアタイヤが脱落するおそれがある。
矢野特殊自動車では改善措置として、対象車両のスペアタイヤ取付装置を点検し、亀裂があるものは暫定対策として現行品のスペアタイヤ取付装置に交換するとともに、恒久対策が決定次第、速やかに恒久対策を実施する。
リコール対象車は「日野レンジャー」「日野プロフィア」の計35型式101台。不具合件数は8件で、事故は発生していない。
■型式等は下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001370248.pdf