西濃運輸は12月1日、交通エコロジー・モビリティ財団が主催する「2020年度エコドライブ活動コンクール」で、事業部門の最優秀賞にあたる国土交通大臣賞を受賞したと発表した。
同賞の受賞は、2016年に続き2度目。11月26日に開催された2020年度エコドライブシンポジウム内で表彰式が行われ、取り組み内容を発表した。
西濃運輸は、2006年度からエコドライブに取り組み始め、2012年度からは安全の観点も追加した「エコ安全ドライブ」を展開。その中で「エコ安全ドライブ5か条」の策定や、表彰制度、安全推進インストラクター制度の導入などにより、大きく燃費が改善。前回の受賞後も、すべての営業乗務社員が携行しているスマホに安全に関する啓発アプリを入れたり、給油の際の燃費チェック、社内報による意識づけや習慣づけ、支援機器や環境優良車の導入、独自マニュアルを作成してノウハウの蓄積と継承を行うなど、高いレベルでの低燃費運転を維持しており、それらが高く評価され今回の受賞につながった。