三井造船は1月18日、福島県から小名浜港(いわき市)大剣ふ頭向けのコンテナクレ-ン1基と、相馬港(相馬市)2号ふ頭向けの多目的ジブクレ-ン1基の計2基を受注したと発表した。
今回受注した岸壁クレ-ンは、先に発生した東日本大震災により、被災(倒壊・損傷)したことから港湾の早期機能回復を図るため、国の補助を受けて復旧事業として福島県より発注されたもの。
ジブクレ-ンは、国内初となる省エネ機能を新たに搭載して、消費燃料の削減とCO2排出量の削減を図る。
港湾管理者の要請に応えるため、通常の製作期間よりも短縮を図り、コンテナクレ-ンは2012年11月、ジブクレ-ンは2013年1月の納期となっている。