資源エネルギー庁が3月31日に発表した2023年2月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1214万kl（前年同月比2.6％減）で、前年を下回った。
輸入量の多い順に、サウジアラビア（526万kl、5.8％増）、アラブ首長国連邦（417万kl、6.5％増）、クウェート（128万kl、21.0％増）、カタール（79万kl、28.0％減）、オマーン（24万kl、199.4％増）となっている。
中東依存度は98.1％で、前年同月比7.8ポイント増と2か月連続で前年を上回った。
燃料油の生産は1253万kl（0.2％増）で3か月ぶりに前年を上回った。ガソリン、ジェット燃料油、軽油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ナフサ、灯油及びＡ重油は前年同月を下回った。
燃料油の在庫は837万kl（1.1％減）で、3か月連続で前年を下回った。油種別にみると、ナフサ、ジェット燃料油、A重油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、灯油及び軽油は前年同月を下回った。
