資源エネルギー庁が9月30日に発表した8月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1093万kl(前年同月比1.9%減)と3か月連続で前年を下回った。
輸入先国は、量が多い順にサウジアラビア(477万kl、10.4%増)、アラブ首長国連邦(448万kl、11.3%減)、クウェート(85万kl、38.9%増)、アメリカ合衆国(34万kl、7.8%減)、カタール(24万kl、34.2%減)となっている。
中東依存度は95.8%で、前年同月に比べ1.0ポイント増と前年を上回った。
燃料油の生産は1132万kl(7.6%増)と3か月連続で前年を上回った。油種別にみても、全油種(ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油、A重油およびB・C重油)で前年同月を上回った。
燃料油の在庫は1013万kl(9.0%増)と6か月連続で前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、A重油およびB・C重油は前年同月を上回ったが、軽油は前年同月を下回った。
石油統計速報/6月の原油輸入量4.6%減、中東依存度は97.7%
