コクヨグループで文房具類の物流を手がけるコクヨサプライロジスティクスは6月1日、物流センター含め管理する8つの全事業拠点に勤務する社員を対象に、コアタイム無しのフレックスタイム制度を同日から導入したと発表した。
同制度の導入は、働きやすい職場環境への改善を通した社員のワークライフバランス向上施策の一環。
スタッフ部門ではコアタイム無しのフレックスタイム制度を2018年7月から導入しているが、今回、対象を物流センター勤務者を含む全社員に拡大した。
同社では、物流現場の月ごと、日ごと、また1日のうちの入出荷量波動による業務時間への影響が課題だった。フレックスタイム制度を導入することで、業務の繁閑に応じて業務時間を社員が自律的に選択できるようになり、可処分時間の創出や心身的負担軽減に繋げる考え。
また、物流業界の人手不足に対しても、コアタイム無しのフレックスタイム制度を導入することで、多様な人材が自分らしく働ける事やワークライフバランスの向上を後押しし、人材獲得と定着化を目指す。
■全事業拠点へのフレックスタイム導入概要
「従来（5月31日まで）」
16種類のシフト勤務（シフト例：8時45分～17時30分 、10時00分～18時45分、13時00分～21時45分）
「現在（6月1日から）」
コアタイム無しフレックス勤務
