サカイ引越センターが10月31日に発表した2025年3月期第2四半期決算によると、売上高591億9300万円(前年同期比3.7%増)、営業利益66億700万円(6.8%減)、経常利益67億3400万円(6.3%減)、親会社に帰属する四半期純利益45億3700万円(5.6%減)となった。
同社グループでは、新設住宅着工戸数や移動者数の減少に伴い厳しい状況が続く中、作業件数は40万8918件(0.9%減)となった。一方で、外注費などのコスト増加に対応した価格転嫁により、引越単価は前年同期比で3.2%増と上昇。
第1四半期からサカイパンダロジを連結の範囲に含めたことで増収となったが、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益はいずれも減益となった。
通期は、売上高1203億9600万円(3.0%増)、営業利益129億4300万円(1.6%増)、経常利益131億2200万円(1.7%増)、親会社に帰属する当期純利益85億100万円(1.7%増)を見込んでいる。
杉村倉庫 決算/4~9月の売上高3.7%増、営業利益11.0%増