アメリカ合衆国の大手投資ファンドであるベインキャピタルは5月12日、日新の普通株式取得のため、マネジメント・バイアウト（MBO）の一環として、公開買付けを行うと発表した。
買付期間は、2025年5月13日から7月8日まで（41営業日）を予定しており、買付け価格は普通株式1株につき金8100円、買付予定数は1385万913株、買付予定数の下限を889万6100株としている。
日新の株式を非公開化することを企図しているため、応募が下限を上回った場合、ベインキャピタルは応募株券等の全部の買い付け等を行う。これに伴い、東京証券取引所プライム市場での上場は廃止となる見込みだ。
なお、日新は同日開催の取締役会において、上場廃止を前提とした公開買付に賛同する旨を表明している。
また、日新の筒井雅洋 代表取締役は、公開買付けが成立したのちも引き続き同社の経営全般に関わっていく予定だ。
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