建築金物・外装用建材・エクステリアなどの総合メーカー、ダイケンは6月25日、トラック荷役作業やトラック待機場での作業の安全対策向けに、常設型の墜落防止装置「アシストレール ASR型」を発売した。
ダイケンは、工場や倉庫の出入口にある、重くて大きい扉を吊り下げて移動するためのレール部品「ハンガーレール」のトップメーカー。この「ハンガーレール」のノウハウを応用して「アシストレール」を開発した。
「アシストレール ASR型」は、作業者を墜落制止用器具(別売)で吊り下げながらスムーズな移動を実現し、作業の安全対策と省力化を図る装置。
レールは、直線レールとカーブレールがあり、水平移動に最適な「直線納まり」や、作業範囲が広がる「L字納まり」、荷台上で360°移動可能な「O字納まり」など、利用シーンに合わせたレール納まりに対応できる。今後もダイケンは作業者の安全を守り、作業の省力化に貢献できる製品開発を進めていく方針だ。
■アシストレール ASR型動画
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