大阪の不動産デベロッパー、高田屋は8月1日、福岡市東区箱崎ふ頭5丁目に、マルチテナント型「(仮称)高田屋箱崎ふ頭5丁目計画」を着工した。
建物は最大4テナントに分割可能な常温マルチテナントに対応し、1、2階と3、4階の完全分離運用を可能とするエントランス計画と電力の2系統引き込みを計画、床荷重1.5t、梁下有効高さ5.5m以上を確保し幅広いニーズに対応する。
1階トラック待機所にはドライバ―休憩室を設置し、建物全体として充実したアメニティスペースを確保、非常時の施設の機能停止抑制のために2基の自家発電設備を設置、テナント従業員の安全、快適性・利便性に配慮した施設計画としている。
効率的な貨物の輸送に対応するため、1階、3階にテナント毎のトラックバースを設置し貨物の分散搬出入を可能とする。
竣工は2026年11月を予定している。
■概要
所在地:福岡市東区箱崎ふ頭5-8-13
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)常温マルチテナント型
敷地面積:2万3178.98m2
建築面積:1万4753.27m2
延床面積:4万9948.88m2
階数:地上4階建て
構造:SRC造、一部S造
工期
着工:2025年8月1日
竣工予定:2026年11月
事業主:高田屋
設計・監理:梓設計 九州支社、 竹中工務店 九州一級建築士事務所、竹中工務店 九州監理一級建築士事務所
施工者:竹中・九鉄・渡辺特定建設共同企業体
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