サイバー攻撃によるシステム障害が発生しているアサヒグループホールディングスは10月14日、個人情報が流出した可能性があると発表。調査結果に基づいて、情報漏えいが確認された場合には、速やかに対象者に通知するとともに、個人情報保護に関する法令に基づき適切な措置を講ずるとしている。
同社は9月29日、サイバー攻撃によるシステム障害が発生したことを発表し、国内グループ各社の受注・出荷業務などが停止していると説明。10月2日には、身代金要求型の「ランサムウェア」による攻撃であることや、情報漏えいの可能性があることを公表するとともに、勝木敦志 社長 GroupCEOが、商品供給を最優先として代替手段による対応を進めている旨コメントしている。
10月8日には6工場(群馬、富士山、富士吉田、北陸、明石、六甲)で製造を一部再開し、10月9日には岡山工場を含む全7工場での製造一部再開にこぎつけている。
アサヒロジをはじめとするグループの物流業務への影響に関する情報については、10月15日午前の時点で公表されていない。
アサヒロジ/ファン付き作業服約1300着配布等、熱中症対策を全社で強化