パルシステム連合会は10月18日の「ドライバーの日」を前に、グループが実施している配送職員の働きやすい職場づくりなどの取り組みを紹介している。
2021年に本格導入された「配送職限定制度」では、パルシステム埼玉が累計50人の雇用につなげ、パルシステム千葉でも累計71人を採用した。
配送業務限定で勤務地を選択できる「配送職限定制度」では、配送担当職員が長い期間同じ地域を担当することで、地域の事情を熟知して異変に気付きやすくなり、地域見守りのインフラ向上にも貢献。
職員がキャリアアップを希望する場合は総合職への転換も可能で、パルシステム埼玉では新卒者採用でも配送職と営業職を選択できるなど、職員の希望を優先した雇用形態を構築している。
パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉は、商品のトラック積み込み作業の負担軽減と時間短縮を目的に、電動ハンドリフトパワーリフターの導入を推進しており、2025年度内にグループで合計11台の導入を予定している。
パワーリフターは、1度の充電で100回程度昇降させることができ、導入したパルシステム東京三鷹センターでは、配送トラック47台(1台平均2回)への常温品の積み込みが可能で、1回の積み込みにかかる時間は1分45秒程度と手作業に比べ大幅に短縮された。
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