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フクダ・アンド・パートナーズ/郡⼭中央SIC⾄近に広域物流・広域防災拠点竣工

2025年10月20日/物流施設

フクダ・アンド・パートナーズ(F&P)は10月20日、福島県郡⼭市において開発を進めてきた物流施設集積パーク「福島郡⼭ LL タウン」の、第1棟⽬「福島郡⼭ LLタウン棟」が竣⼯したと発表した。

<福島郡山LLタウン>
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開発は、平常時に⼈の暮らしを⽀える「物流施設」と災害時に⼈の命を守る「防災機能」を併設する、環境配慮型の物流施設を核とした街づくりだ。

福島郡⼭LLタウンとは、Logistics(⼈の⽣活を⽀える社会インフラである物流拠点)と Life-line(災害時に⼈の命を守る地域防災と広域防災連携拠点)という⼆つの意味を込めている。

<福島郡山LLタウン開発地図>
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竣⼯した「福島郡⼭LLタウン棟」および 2026年10⽉に竣⼯する「プロロジスパーク郡⼭ 1」は、ともにヤマト運輸のBTS型物流施設(特定企業専⽤物流施設)となる。在、E敷地が既に着⼯しており、CD敷地も2026年の着⼯を予定している。2028年秋に物流施設集積パーク全体の完全完成を⽬標とし、開発を進めている。

開発は、F&Pのグループ会社である福島郡⼭ LL タウンと、物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジスの共同開発となる。F&Pは、事業企画から⼟地の取りまとめ、開発設計、施設設計・監理ならびに開発全体のプロジェクトマネジメントを担い、プロロジスの⼒を借りて開発を進めてきた。

竣⼯した「福島郡⼭LLタウン棟」には、ヤマト運輸が⼊居し、「郡⼭ロジセンター」として利⽤して地域の物流を⽀える。

なお、F&Pと郡⼭市、ヤマト運輸、プロロジス、NTT 東⽇本 福島⽀店の5者による「災害時における避難者⽀援・指定避難所等の協⼒及び物資等の緊急輸送等に関する協定」を締結した。協定は、「福島郡⼭ LL タウン」を核として「⼈の暮らしを⽀える物流施設」と「⼈の命を守る防災機能」を融合させ、産官連携による地域防災を実現するもの。

F&Pは東⽇本⼤震災での経験から、災害時には予め役割分担と連携体制を決めておくことが重要だと痛感し、平時からの備えが地域や⼈を守ることに繋がるという信念のもと、5者で協議を重ね、協定締結に⾄った。今後、5者による継続的な防災訓練の実施で災害時に地域を守り、様々な専⾨性を持った企業や市と連携して、福島県内での広域防災連携や国のレジリエンスに貢献していきたいと考えている。

<災害支援協定における5者の役割>
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■概要
名称:福島郡山LLタウン棟(B敷地)
敷地⾯積:2万1015.47m2(6357.17 坪)
延床⾯積:8619.72m2(2607.46 坪)
⽤途: 倉庫業を営む倉庫
構造/階数:鉄⾻造/地上 2 階建て(倉庫平屋・事務所 2 階)
環境性能:BELS★6(最⾼ランク)取得、ZEB 認証取得
設計・監理:フクダ・アンド・パートナーズ
建設⼯事:⻄松建設(株)
竣⼯:2025年9⽉16⽇(着⼯ 2024年9⽉1⽇)
⼊居企業:ヤマト運輸 ※拠点名称:郡⼭ロジセンター

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