日本貨物鉄道(JR貨物)が11月10日に発表した2025年3月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高が1004億1600万円(前年同期比6.5%増)、営業利益が16億円(前年同期は14億5000万円の損失)、経常利益が12億1300万円(前年同期は18億2200万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億1900万円の利益(前年同期は24億800万円の損失)となった。
鉄道ロジスティクス事業の売上高は898億円(5.7%増)、営業損失は46億円(前期は65億円の損失)となった。
総合物流事業の推進として、4月に日本運輸倉庫から社名変更したJR貨物ロジ・ソリューションズを中心に、グループ会社の倉庫機能を結節点として、貨物鉄道をはじめ様々な輸送モードを活用し、サービスをトータルで提案する体制を整備し、取り組みを進めた。
また、2025年4月から建設を進めていた大型マルチテナント型物流施設「DPL千葉レールゲート」が2025年9月16日に竣工した。
2026年3月期の業績は、売上高2130億5000万円(6.1%増)、営業利益54億4700万円(101.3%増)、経常利益41億3900万円(184.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益17億9800万円(73.4%減)を見込んでいる。
JR貨物 決算/4~6月の売上高5.7%増、営業利益は14億1500万円