日本郵船は11月14日、公正な貿易(フェアトレード)によって貧困問題の解決や、生産者の持続的な生活の実現を目指すフェアトレード・ラベル・ジャパンの「フェアトレード・ワークプレイス登録制度」で、昨年に続きフェアトレード・ワークプレイスゴールドに登録されたと発表した。
登録制度には製品カテゴリーごとに年間の指定数量基準が設けられており、飲料の数量基準は2万杯以上と指定されている。同社は24年4月から25年3月の1年間においてフェアトレード認証のコーヒー・紅茶を5万杯以上消費したことで、今回ゴールドに登録された。
同社本店の社員喫茶室では、2016年から販売する全てのコーヒー・紅茶を国際フェアトレード認証製品に切り替え、社内講演会の開催などを通じて社員への啓発活動を継続している。
今後もグループは、開発途上国の生産者や労働者の生活向上と自立支援をはじめ、さまざまな社会課題の解決に向けた取り組みを積極的に推進していくとしている。
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