兼松は2月9日、運送会社やタクシー会社など、業務で車両を使用する法人を主な対象に、運転中のスマートフォン操作を自動的に制限する安全運転支援アプリ「KG monap(ケージー・モナップ)」の提供を開始した。
「ながら運転」による事故や「ヒヤリ・ハット」の未然防止を推進し、企業の安全管理体制の強化を支援するもので、事故の未然防止や運転者の安全意識向上を目指す。
<運転中のスマートフォン操作を管理するダッシュボードの画面>

KG monapは、事故防止をドライバーの判断に委ねることなく、運転中のスマートフォン操作を「仕組み」で制御するアプリ。Android 10以降の端末に対応している。
ドライバーが運転を開始するとGPSや加速度情報をもとに走行状態を検知し、動画、ブラウザなど不要なアプリの操作を自動で制限する。
動画などのストリーミング系アプリは走行中に自動停止され、操作や視聴でなくなる。一方、運転前に軌道した地図やアプリについては運転中も閲覧でき、管理者がクラウド上から利用状況をリモートで一元管理する。
ダッシュボードの管理画面では、各車の利用状況(ロック中の画面タップ回数、急制動・発信の回数等)をモニタリングでき、企業ごとの安全ポリシーに合わせた柔軟に運用できるのが特徴だ。
同社は今後、デジタルタコグラフを販売しているグループ会社のネットワークや、既存のトラックの呼び出し・バース予約システム「KG TruckCall」を導入している企業を中心に、導入を推奨していく方針。
さらに製造業・物流業をはじめとした工場・倉庫内における歩行中のスマートフォン操作(歩きスマホ)の抑止に向けた展開も視野に入れているという。
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