enstemは9月17日、大阪大学大学院 基礎工学研究科 機能創成専攻 生体工学領域 生体物理データ科学グループ 清野研究室と共同で、「運転時の眠気検知技術」に関する研究プロジェクトを開始したと発表した。
同社が提供するドライバー向けスマートウォッチサービス「Nobi for Driver」において、眠気を含む生体リスクの早期予兆検知に関するアルゴリズム開発を進めるもので、ドライバーの眠気による事故リスク削減を目指す。
enstemの山本寛大 代表は「運転中の眠気による事故は、未然に防ぐことができる“見えないリスク”の象徴。“人の状態”を可視化する技術で、誰かの命を守る未来をつくりたい」と話す。
今後、研究を通じて得られる成果は、運送業界だけでなくバスやタクシー、建設、製造現場など様々は現場で働く人々の安全・健康管理に応用していくことも可能だという。
enstem/西濃運輸にドライバー向け健康管理サービスを試験導入