日本郵船は8月2日、ばら積み船「SHIN-SAKAIDE」が7月29日、オーストラリア東岸沖で遭難した小型船に乗っていたフランス人男性2名を救助したと発表した。
<小型船をえい航するSHIN-SAKAIDE>
同船は、日本の松浦港(長崎県)からオーストラリアのニューキャッスル港へ向けて航海中の7月29日午前1時10分(現地時間)ごろ、同国海難救助調整センターから舵が壊れて遭難信号を送っていた小型木製モーター船の救助要請を受け、現場に急行。
同日午前3時16分(同)ごろ、同国東岸の海上で当該小型船のフランス人乗員2名を救助した。
救助された2名は健康状態に問題はなく、31日にオーストラリアのニューキャッスルで無事下船した。
■SHIN-SAKAIDE概要
船長:ソルマン・サミュエル(SOLMAN, SAMUEL D.)
船籍:パナマ
船員:21人(国籍:船長以下全員フィリピン)
総トン数:5万238トン
船種:石炭専用ばら積み船
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