ボーイングは7月3日、2012年度最新市場予測を発表し、世界貨物機市場予測では、航空貨物市場の動きが鈍化しており、ボーイングでは、今後20年間の全世界の貨物機数予測を1740機から3200機に約倍増すると予測している。
内訳は、940機が新造機(現在のリストプライスで2500億ドル)、1820機が旅客機からの改造を見込んでいる。
新造機では、貨物搭載量が80トンを超える大型貨物機が680機、同40~80トンの中型貨物機が260機で、同45トン以下の貨物機は全てが旅客機からの改造型で1120機となると予測している。