IHIは10月15日、台湾CSMC社から台湾最大のアルミ圧延メーカーであるC.S.アルミニウム社が高雄市に所有するアルミ工場向けのアルミコイルの立体自動倉庫を受注したと発表した。
完成、引き渡しは、2013年の予定。
今回、IHIが受注したのは、倉庫内のスタッカークレーン2台、移動台車13台、高速移動台車1台を含むアルミコイル(重量:約20t/個)を約700個保管することの出来る自動倉庫。
自動倉庫は、台湾国内で初めてのアルミコイル用自動倉庫であり、延床面積約2350㎡の建屋で、冷延ライン、連続焼鈍ライン等の間の一時保管設備として24時間の生産に対応するもの。
今回、冷延ラインから出てくる150℃のアルミコイルを倉庫内で24時間以内に50℃程度まで冷却することを可能にしたこと等が決めてとなり、今回の受注にいたった。
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