ヤマトシステム開発は4月1日、ドラッグストア向けに「医薬品ネット販売当日宅配サービス」の販売を開始する。
ドラッグストアがパソコン、スマートフォンを利用したインターネット注文や電話注文で医薬品・食料品を販売し、さらに各地域で最短当日配達の実現を可能にするもの。
ドラッグストアの販売チャネルを増やすとともに商圏の拡大も支援する。
提供する通販サイトは、薬事法改正案の必要事項を遵守。サイトには「店舗状況表示機能」「専門家情報表示機能」「個々医薬品に関する照会」「販売チェック機能」「相談対応機能」の5つの機能を盛り込んでいる。
導入メリットとして、ドラッグストアは薬事法改正案の必要事項に遵守した仕組みで、一般医薬品のインターネット販売を実現する。
ドラッグストアの通販サイト上や、店舗への電話注文で、指定第2類、第2類、第3類の医薬品を販売することができ、販路拡大ができる。
食料品や日用品などと、医薬品を合わせて販売し、マージして配達することができ、地域によっては当日配達エリアが広がるため、店舗の商圏拡大に貢献できる。
消費者のメリットとして、インターネット環境があれば、いつでも手軽に医薬品・食料品などをまとめて注文できる。
インターネットの利用が困難でも電話で注文することができる。決済方法は、クレジットカード、代金引換、電子マネーから選べる。
さらに、最短で当日に商品が届くため、欲しい商品がより早く手に入る。通販サイトでは医薬品を購入する前に、専門家相談フォームから医薬品購入の相談ができ、一般医薬品を安心して購入・使用できるとしている。
費用は、初期費用が325万円(EC サイト構築支援、操作説明、運用オペレーション指導)月額利用料が15万円。
なお、インターネットや電話で注文した商品を店舗で受取る仕組みを検討しており、ドラッグストア協会加盟企業170社をターゲットに、2015年3月までに20社の受注獲得を目指す。
【PR】ヤマトシステム開発/自社配送網構築のポイントや事例を紹介