Verizon(ベライゾン)は10月9日、セキュアクラウドインターコネクト(SCI)サービスに対応する新しいクラウドサービス事業者として、アマゾンウェブサービス(AWS)を追加したと発表した。
顧客は動的な帯域幅の割り当て、アプリケーションパフォーマンスの高スループット、QoSによるIPトラフィックの差別化と従量課金に対応したマルチクラウド環境のグローバル展開が平易な管理で実現できる。
ベライゾンは、SCIの提供を通じて、拡張性、制御、柔軟性に関わるさまざまな課題を排除することで、企業によるクラウド導入を支援する。
SCIは、セキュアかつハイパフォーマンスな環境を実現するため、AWS Direct Connectを利用してネットワークとデータセンターを事前に結合し、統合している。
ベライゾンのSCIサービスとAWS Direct Connectの融合により、企業はグローバルに展開されているAWSの中から利用する地域とサービス情報の登録・選定後、従来では数日から数週間要していた専用ネットワークへの接続作業を、わずか数分から数時間で完了することができる。
AWS Direct Connect対応のSCIは、北米バージニアとシリコンバレーで提供を開始。2014年10月末を目途にロンドンとアジア太平洋地域の3都市(シドニー、シンガポール、東京)でも提供を開始する予定。
SCIは、ベライゾンが誇る世界規模のプライベートIPネットワーク上に構築。このネットワークは、プライベートWANソリューションにセキュリティと信頼性を付加すると共に、IPのany-to-any接続を実現している。
世界中の170以上の国や地域で利用可能なプライベートIPは、拡張性、さまざまなクラスのサービス、広範囲なサービスエリア、そして遅延やパケットロスに関する厳格なSLAに基づいた優れたサービスを提供している。
■ベライゾンジャパン
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