NSユナイテッド海運が10月31日に発表した2015年3月期第2四半期決算によると、売上高797億5500万円(前年同期比4.5%増)、営業利益56億1000万円(35.4%増)、経常利益59億7000万円(49.9%増)、当期利益53億1800万円(6.6%減)となった。
為替相場が想定以上に円安で推移したことに加え、配船効率の向上や減速航海による燃料費節減の徹底等の営業努力により、外航海運事業の業績は増収増益。
内航海運事業は、効率配船・効率運航、コスト削減に努めたものの、燃料油価格の高止まり等といった厳しい事業環境により、業績は増収減益だった。
通期は、売上高1640億円(6.7%増)、営業利益116億円(31.2%増)、経常利益104億円(16.6%増)、当期利益88億円(18.4%減)を見込んでいる。